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投資って難しそう?実は“○○”だけでOK!――企業型DCの運用サポートと不安解消のヒント(2025/12/5)

こんにちは、綾部です。

企業型確定拠出年金(企業型DC)を導入する際、多くの経営者や人事担当の方が気にされるのが、こんな声です。

「ウチの社員、投資なんてやったことないから心配で
元本割れしたらどうするんですか!?”って言われそうで導入に踏み切れません」

すごくよくわかります。

実際に導入企業の担当者さんからも「制度そのものより投資のイメージがネック」という声を多く聞きます。
でもご安心ください。「金融知識がなくても大丈夫」な制度設計とサポート方法は、しっかり用意されています。

今回は、制度導入後の社員への不安対応・運用教育のポイントについて、やさしく解説します。


まず知ってほしい:投資=ギャンブルではない

まず大前提として、企業型DCで選べる投資商品には、ハイリスクなものだけでなく、「元本確保型」の商品もあります。

代表的なものには:

があり、「原則、元本割れしない」という性質を持っています。

つまり、「元本確保型を選ぶだけ」で、社員は資産運用が苦手でも安心して制度を活用できるのです。


■“○○だけでOK”とは?

「選ぶだけ」でいい制度設計に!

実際、多くの運営管理機関では、「あらかじめ用意されたコースを選ぶだけ」の仕組みを提供しています。

たとえば:

といった35パターンの運用コースが用意されていて、社員はそこからひとつを選ぶだけ。
「自分で商品を調べて、選んで、分散して」という作業は一切不要です。

投資というより「選ぶだけの制度」と考えれば、だいぶハードルが下がります。


運用教育って何をすればいいの?

それでも「社員に説明するのが不安」という方に向けて、運用教育の基本ステップをご紹介します。

Step1:制度の目的を伝える

「これはあなたの将来に備える退職金制度の一部です」
このひと言で「投資=ギャンブル」ではないことを明確に伝えられます。

Step2:リスクの幅を示す

実際のシミュレーション(例:元本確保型なら20年後も安定)を見せると効果的。
「一攫千金ではなく、じっくり育てる制度」であることを説明します。

Step3:迷ったら安全型OKと伝える

「最初は定期預金型を選んでOKです。途中で変更もできます」と伝えることで、不安を解消できます。

Step4:動画・資料の活用

運営管理機関が提供している動画やパンフレットも豊富です。
綾部事務所でも、社員説明会用スライド資料のご提供が可能です。


導入後のフォロー:こんな支援もあります!

実際に企業型DCを導入した企業では、次のようなフォロー体制を整えることで、社員の不安を最小限に抑えています。

また、最近では「金融教育」にも注目が集まっており、DC制度がその第一歩になるという声も増えています。


実例紹介:D社の安心型運用教育の工夫

D社(製造業・従業員20名)では、企業型DCを導入した際に社員の7割が「投資って怖い」と回答。
そこで次のような工夫を取り入れました。

結果、社員の9割が制度に前向きに参加し、
「会社がちゃんと説明してくれてよかった」「自分でも資産形成ができる気がする」といった声が多数あがりました。


経営者が知っておきたい2つの安心ポイント

安心:最初は元本確保型でもOK

社員全員が投資に詳しい必要はありません。
無理なく参加できる環境こそ、制度定着のカギです。

安心:制度設計で不安を軽減できる

たとえば、「デフォルト運用は元本確保型に設定する」「変更は年1回に制限する」などのルールを設けることで、リスク管理もしやすくなります。


まとめ:投資リテラシーは高めるものではなく、育つもの

企業型DCは、ただの投資制度ではありません。
働く人が「自分の未来に責任を持つ」第一歩となる制度です。

導入時の「不安の声」は、正しい説明と設計によって信頼に変わります。


綾部事務所のサポート内容

\制度導入から運用定着まで、まるっとお任せください!/

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次回予告:

実際どうなの?企業型DCを導入した企業・社員のリアルな声をお届けします!


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